とりとめないけれど

近見 竹彦

近見 竹彦
(顧問)

おしゃべり社長の多岐にわたる興味ごとをお伝えしていきます。日々の小さな気づきから仕事のダイナミズムまで、とりとめないけれどハッとする、そんなことがお話できればと思います。

カンヌからの便り

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今朝未明、第65回カンヌ国際映画祭のパルム・ドールが発表されました。最高の栄誉を手にしたのは、オーストリアのミヒャエル・ハネケ監督「アムール」。受賞おめでとうございます。

しかし、カンヌを舞台にしたお祭りはこれで終わりません。むしろ私たちにとってはここからです。カンヌでは6月、世界最高峰の広告祭「カンヌライオンズ 国際クリエイティビティ・フェスティバル」が開催されます(6月17日~23日)。

1954年、劇場CM会社の世界的な業界団体である財団法人、Screen Advertising World Association(通称SAWA)が、当時盛んであった劇場CMの振興のために創設。PR部門は2009年に新設され、今年で4年目を迎えます。

なんと今年、このPR部門の日本代表審査員に、わが社の社員・井口理が選出されました。世界中の広告関係者が注目し、世界中から応募が集まる一大フェスティバルに、審査する側として参加する、しかもPR部門に。これは素晴らしいことです。

語弊を恐れずに言うならば、PR部門が最も守備範囲が広く、一番、発想力と戦略性を求められる部門だと思うのです。社会の変化にともない、PRが担う役割は加速度的に広がっており、今の時代、あらゆるキャンペーンや市場作りが、PR発想に起因して企画されていると感じます。PR発想に起因するということは、つまり、コンテンツ・コンテクスト(文脈)が主役ということです。

最近では、『PAN AM/パンナム』(パンアメリカン航空を舞台にした海外ドラマ)のPRが目を引きました。スカイブルーの制服に身を包んだスチュワーデス(当時の呼び名そのままに)をキーコンテンツに据え、イベントやOOH、グッズや機内食の復刻、SNSの利用など、あらゆる媒体を駆使した話題作りに努めてバズを起こしていました。あれは面白かった。

おっと、ついスチュワーデスに夢中になってしまいましたね。話をカンヌに戻します。

今年もあっと驚くような事例が世界各国からエントリーされてくるでしょう。もちろん日本からも。PRの可能性と、その可能性を広げるPR人材一人ひとりのチカラを感じるチャンス。PR部門のグランプリ発表は6月18日です。カンヌからどんな便りが届くのか、もうひとつのカンヌに期待しています。

http://www.canneslions.com/

http://www.canneslionsjapan.com/