とりとめないけれど

近見 竹彦

近見 竹彦
(顧問)

おしゃべり社長の多岐にわたる興味ごとをお伝えしていきます。日々の小さな気づきから仕事のダイナミズムまで、とりとめないけれどハッとする、そんなことがお話できればと思います。

チャーミングなチーム

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この冬の季節は、テレビでのスポーツ観戦こそ、我々年寄りの貴重な楽しみです。チーム全体の闘志や創造性のある個人のプレイなど、自らの現在の姿を忘れ感動に胸をあつくする日々が続きます。

その中で私が興味あるものに、それぞれのチームの監督の考え方と発言があります。試合の中盤や勝敗の決した後のインタビューなどを聞いていると、選手の健闘をたたえながらもその監督のチームづくりへの考え方が言葉のはしばしに出てきます。

ある監督が「チャーミングなチーム」をつくりたいと、言いました。100%強いチームではないが、チーム全体で悩み、課題をひとつひとつ乗り越えていく、そんなチームを目指したいと発言されていました。チームメンバーのひとりひとりが自分の殻を日常的に破ることを習慣化し、それに対する障害やそこから生み出される苦しい局面をチームメンバーと連帯して乗り越えていく、そんなチームでありましょう。

今年の6大学のラグビーチームでそう感じるチームがあります。春のリーグ戦から秋のリーグ戦へ、育ちざかりの少年が目を見張るような成長を遂げるようにたくましく魅力的なチームになっていました。そのメンバーひとりひとりを見る時にさまざまな個性を感じます。

一部のチームリーダーには、チームを良い方向にまとめていく献身的な努力を感じます。そのチームは、秋季リーグで圧倒的に個人の資質が高いチームに惜しくも負けてしまいました。とはいえ、このチームメンバーひとりひとりは自分たちのチームが大きく成長した実感と、そのためのひとりひとり血を吐くような努力と、このチームをまとめていったリーダーの質の高いスチュワードシップを体全体で実感したのだろうと思います。こうして、チャーミングなチームづくりというDNAがまた、新しいメンバーに引き継がれていくのでしょう。

また来年のこのチームの戦い方が楽しみになりました。