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太田 浩嗣

太田 浩嗣
(取締役常務執行役員)

日々新しいソリューションが生まれるマーケティングPRのダイナミズムを共有できればと思います。日々生涯最高のソリューションを!共に悩み、新しい価値創造にお付き合いください。

情報流通のデザインとマネジメント

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 我が家の娘が、話題の芸能人カップルの結婚を知ったのは、友達のブログで、その友達はツイッターのつぶやきに反応してすぐにアップしたそうです。娘はその後、朝の情報番組で詳細を確認し、改めて彼女の頭の中に情報が整理・格納されたわけです。
少し前までは、テレビや新聞で知ったことが、ウェブやメールで拡散するのが普通でしたが、いまでは1次情報の入手方法が、あきらかに多様化し、娘の様な世代では完全に情報リソースの変化が著しいことがわかります。ソーシャルメディアで知った情報をテレビで確認するという逆転現象がごく日常的に行われているのでしょう。

 雪祭りで賑わう札幌で、電通グループによるセミナーがあり、道内のクライアント様向けに電通グループが提供する最新PR事例とコミュニケーションの変化と対応について当社メンバーで講演をしてきました。今回のポイントは、情報のコンテンツ化と情報流通のデザイン・マネジメントについてです。
電通グループでは、PR IMPAKTⓇという考え方のもとで、情報のコンテンツ化を推進していますが、これは言い換えれば、情報のニュース化ともいえます。クライアント様がそれぞれお持ちの企業活動のファクトを、単に右から左に流すのではなく、素材の味を生かしながら少しだけ味付けや調理方法を変えることで、情報価値を高めようという考え方です。我々は、情報のブローカーではなく、情報の調理人という側面を持っているわけです。
 一方、出来上がったニュースを、効果的に効率的に拡散させて、届けるべきターゲットに的確に送り込む情報提供もまたとても重要な仕事です。先の我が家の例にもある通り、情報流通の構造は大きく変化し、これからも日々進化・変化していくことになります。
我々は、情報流通構造に関する徹底的な研究や事例からひもとく情報拡散の分析結果などを知見とし、情報流通のタイプを分けて、それぞれのニュースにあった情報流通をデザインしています。併せて、ソーシャルメディアでの情報の伝播をリスニングすることで、リスクや問題が発生していないかを見守ることでのマネジメントも行っています。

 札幌では、特に後者の情報流通について、とりわけソーシャルメディア上での情報拡散について高い関心が集まりました。道内の企業であっても、ひとたび情報が流れれば、道内にとどまることなく、日本中、世界中にあっという間に広がりその影響がとても大きいことを知っているからです。
情報流通を知ることで、調理されたニュース価値が更に高まり、コミュニケーションによる効果ももっと高めることになるでしょう。