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太田 浩嗣

太田 浩嗣
(取締役常務執行役員)

日々新しいソリューションが生まれるマーケティングPRのダイナミズムを共有できればと思います。日々生涯最高のソリューションを!共に悩み、新しい価値創造にお付き合いください。

忘れないことが最も大切

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3.11の大震災から、1年が過ぎました。我々の様に東京で生活していると、あっという間の1年などと口にしがちですが、被災地ではまるで時が止まったように、癒えない悲しみと進まない復興への苦しみの中での長い1年だったといえるでしょう。

テレビも新聞も、震災から1年のタイミングで、大特集を組み被災地の今を伝えていました。悲しみを乗り越えて、元気に前をむく被災者の姿に勇気付けられる一方で、更地と瓦礫の山だけの被災地の今も目のあたりにしました。

ボランティアの数が減っていることを訴えている被災地ボランティアセンターの声がありました。昨年の秋頃までは日に2~300人のボランティアも、今は2~30人に激減している地区もあるそうです。復興は、1年や2年という単位では達成できないことを考えれば、あらためて息の長いボランティア活動が必要だと気付かされます。

メディアにとっては、1年の節目ということで、大々的な報道がされていましたが、大切なことは、この1日に集中的に報道するだけではなく、息長く震災を風化させないことがいかに大切かを感じた1日でもありました。

被災地の3県4紙の新聞(岩手日報、河北新報、福島民報、福島民友)が合同プロジェクトとして、自然災害の脅威、防災の必要性、日常のありがたさ、命の大切さ、支えあうことの大切さに気づかされた大震災を、記憶の風化が進まないように被災地の「あの日」と「いま」を伝えるために紙面を構成しました。この紙面は全国の地方新聞社の協力で200万人の手に届けられたそうです。中面には、4紙の震災翌日の朝刊の1面記事が掲載され、同時に各県の「いま」を伝える記事が「あの日」の記事を包み込むように構成されています。我々が最も大切にしなければいけないことは、震災の「あの日」を忘れずに常に「いま」を支えあうことにほかなりません。震災から真の復興を果たす日まで。

http://www.kahoku.co.jp/news/2012/03/20120312t75003.htm