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太田 浩嗣

太田 浩嗣
(取締役常務執行役員)

日々新しいソリューションが生まれるマーケティングPRのダイナミズムを共有できればと思います。日々生涯最高のソリューションを!共に悩み、新しい価値創造にお付き合いください。

ラグビー芸人に感謝!!

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ラグビーにもワールドカップがあるんですか?我々ラグビー業界人には衝撃的な質問です。1987年に第1回が開催され、昨年はニュージーランドで7回目が開催されました。世界の42億人がテレビ観戦をするほどの世界的スポーツ大会にもかかわらずです。確かに日本では、地上波でほとんどテレビ放送もされずに、出場した日本代表も1勝も出来ない現状では、認知されていないのもうなずけますが。ちなみに2019年には日本開催が決まっています。

【日本ラグビーフットボール協会HP】
http://www.rugby-japan.jp/news/2009/id6685.html

私が現役の頃は、ラグビーは人気スポーツで、プレー人口も、観戦人口もとても多く、まさにラグビーバブル時代でした。私が中学生の頃は明治の松尾雄治さんや早稲田の藤原さん、植山さんが活躍した時代で早稲田の黄金期でした。その後、本城和彦さん(國學院久我山‐早稲田大学-サントリー)というスーパースターが現れ、それまで観客の多くが男性だった客席が一変、若き女性の黄色い声が聞こえるようになったのです。私の同期世代には平尾誠二さん(伏見工業‐同志社大学‐神戸製鋼)が人気で、ファッション雑誌のモデルにもなり物議を醸したこともあったほどの男前。その頃のラグビーの試合は人気カードになると徹夜で並ぶ人が登場するほどでした。ちなみに、国立競技場の今までの観客動員数の第1位は1982年の早稲田大学対明治大学、いわゆる早明戦で、実に6万6999人。消防法で収容人数が減ってからは、この記録が破られることはありません。試合結果は、6対23で早稲田が勝利。主将の藤田さんをケガで欠いた明治は惜敗したのです。

【1982年 「激突!早明ラグビーのすべて」】


あれから、30年の月日が流れ、いまやラグビー人気は低迷し、今年の3月、日本一を決める日本選手権決勝戦ですら観客が1万人をやっと超える程度でした。そんな折、4月12日にテレビ朝日「アメトーク」で放送された“ラグビー芸人”は、まさに今ラグビー界に必要な救世主の様な番組でした。ラグビー経験のある芸人が、ラグビーをわかりやすく解説。“中川家の礼二(芸人)”の絶妙なレフリーネタに、理由もわからず爆笑する観客。そうです、若い女性たちが楽しげにラグビートークに耳を傾けていたのです。翌日になるとどうでしょう。いろいろな方から「昨日アメトーク見ました?」と声をかけられるほどの反響があったのです。この時に、あらためて感じました。今ラグビーの人気回復に必要なのは、オープン化した楽しみ方だということを。やもすると閉鎖的と言われがちのラグビー界の皆様に、是非“ラグビー芸人”による普及活動を提案します。エキジビジョンマッチで良いので、往年のラグビー選手OB対ラグビー芸人で前座試合でも開催しましょう。レフリーは前述の“中川家の礼二さん”に依頼し、マイク付でルール解説も兼ねてお客様に音声も楽しんでもらうのです。できれば、アメトークで番組化していただけると良いのですが。(中川家のお二人には、高校ラグビーの花園大会の関連番組でもいつもご協力いただいていますしね)

この手の積み重ねが、ラグビー人気回復の一助になると信じて、いかがでしょうか森会長。

※注 森会長=(財)日本ラグビーフットボール協会会長森喜朗氏(元首相)