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太田 浩嗣

太田 浩嗣
(取締役常務執行役員)

日々新しいソリューションが生まれるマーケティングPRのダイナミズムを共有できればと思います。日々生涯最高のソリューションを!共に悩み、新しい価値創造にお付き合いください。

幸せって何だっけ!

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“幸福度の指標。日本は21位。”先月22日に経済協力開発機構(OECD)が、国民生活の幸福度を評価した「より良い暮らし指標(ベター・ライフ・インデックス=BLI)の最新版を発表しました。日本は36カ国中の21位と意外に低い順位でした。

上位の国は1位オーストラリア、2位ノルウェー、3位アメリカとなっています。日本は「安全」「教育」では高い水準なのですが、「仕事と生活の調和」「生活の満足度」などの評価は低かったようです。週に50時間以上働く人が29.5%にものぼったことなどが影響した模様です。確かに当社で日々忙しく働く社員のワークライフバランスを考えるにつけ、身につまされる思いです。そもそもこのBLIはGDP(国内総生産)に代わる国民の豊かさを知る指標として昨年から発表されているそうですが、幸せの度合いを数値化するのはとても難しいですね。

幸福な国といえば、国民の97%が幸せだと感じる国ブータンを忘れてはいけません。昨年の11月に来日されたシグミ・ケサル国王ご夫妻の笑顔は、我々日本人にも幸せを分けていただけるような気がしました。国会での演説が日本国民の心に深く刻まれたことを思い出します。ブータンでは国民総幸福量=GNH(Gross National Happiness)という尺度で幸せが計られています。2年ごとに聞き取り調査を実施し、合計72項目の指標に1人あたり5時間の面談を行い、8000人のデータを集め数値化しているのです。物質的な成長だけが幸福を計るものではないと考えられています。

PR活動の成果を指標化することも我々業界にとっての永年の課題です。できるだけ数値化して効果・効率を示す一方で、生活者とのエンゲージメントに寄与する可視化しづらい成果・効果を示すのに何が出来るかを日々進化させています。前々回紹介しましたレピュテーションの数値化は、一つの答えでもあります。

さて話をもとに戻しましょう。皆様にとって幸福度の尺度は何ですか?