NEXT ONE

太田 浩嗣

太田 浩嗣
(取締役常務執行役員)

日々新しいソリューションが生まれるマーケティングPRのダイナミズムを共有できればと思います。日々生涯最高のソリューションを!共に悩み、新しい価値創造にお付き合いください。

“50歳の同窓会”狂想曲

印刷

SHARE

  • Facebook
  • Twitter
  • Tumblr
  • Linked In
  • Mail

Blog

お前だれ?

32年ぶりにかわす挨拶が、そこここに響きあう。思えば高校を卒業したのは18歳。多感な青春時代には、髪の毛がふさふさの奴、逆三角形に鍛え上げたやつ、当時流行のサイドバックヘアで社会を斜めに見ていた奴、ロックンロールしている奴、汗と土にまみれて青春していた奴・・・が、そろって50歳のおっさんに変身して高校の食堂に集合したのです。

ちょっと前に、ひみつのアッコちゃんの話を書きましたが、18歳の頃にこんな自分にテクマクマヤコンすることは誰も想像していなかったかもしれません。

昨年の大震災の後に、高校の仲間が被災地に出向いてボランティア活動をしていると聞き、久しぶりに顔が見たくなり30年ぶりに友人3人で酒を飲みました。震災をきっかけに、いろいろな場所で「絆」や「つながり」を体感した友人の話を聞いているうちに、ふと昔の仲間に会ってみたいと思いついたのがちょうど1年半前のこと。来年は我々もちょうど50歳の節目の年。何か記念にやってみるか、との話からスタートしたのが“50歳の同窓会プロジェクト”です。とはいえ、男子校の特性から同窓会なんてものは、普段は全く興味なし、しかもいつまでたっても男ばかりの飲み会なんて絶対楽しくない。と決めつけているわけです。同期生約650名にどうやって連絡を取れば良いのか、途方に暮れるスタートでした。そこで、まず始めたのは次回集まる日程を決めて、そこに3人がそれぞれ2人づつ同級生を連れてくる事でした。さらに、次々回はまたそれぞれが2人づつ連れてくる、これを繰り返すと、理論上は5回目には700人を突破するのです。「簡単じゃん」と、結論づけ、この“ネズミ算式同窓会プロジェクト”は無事船出をしたのです。

同窓会準備会と名づけた初回は15名、2回目は40名、3回目は60名と順調に友達の輪が広がったところで、ここまでくれば200名は集められると自信を持ち、4回目を本番と定めて、本格的な動員を開始、結果として“50歳の同窓会”本番には、150名のおっさんが集まったわけです。実に1年半がかりの大プロジェクトでした。

 32年ぶりの同窓会なんて、どうなるものかと不安もありましたが、始まってみれば30年の時間なんてあっという間に時空を飛び越えて、高校時代にタイムスリップし、目をキラキラ輝かせて昔話や近況を話していました。高校時代の「絆」は今も変わらぬままにかたく結び付いていることを痛感した一夜でした。お開き後も、余韻に浸る同窓生はそれぞれの仲間と夜の街に消えて行きました。

次回は「赤いポロシャツ同窓会」を10年後にやりますか。