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太田 浩嗣

太田 浩嗣
(取締役常務執行役員)

日々新しいソリューションが生まれるマーケティングPRのダイナミズムを共有できればと思います。日々生涯最高のソリューションを!共に悩み、新しい価値創造にお付き合いください。

スポーツ報道の情報格差

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3月の最終週、曇り空の秩父宮ラグビー場では、「セブンスワールドシリーズ東京セブンス2013」という7人制ラグビーの世界大会が行われました。7人制ラグビーは、2016年のリオデジャネイロ五輪で正式種目に採用されることが決まっており、世界のメジャー競技の仲間入りを果たすことになります。最近は女子ラグビーの7人制も盛んで、日本代表のなでしこ達も活躍しています。このワールドシリーズは、各国で開催されるサーキットで、各地での成績をポイント化して、世界チャンピオンを決めるものです。今回の東京大会では、南アフリカが優勝、2位はニュージーランドでした。世界のトッププレーを間近で見られるこの機会にたくさんのラグビーファンが・・と言いたいところですが、秩父宮は空席だけが目立つ状況で、日本でのラグビー熱の低調ぶりを痛感させられました。

同じ日、埼玉の熊谷では、ラグビー全国高校選抜大会が開催されていました。正月の花園は皆様もご存じかと思いますが、高校ラグビーも春に選抜大会を行っており、今年が14回目になります。全国の強豪校が、今年のシーズンを占う大事な大会です。こちらは、3つのグランドに分かれて試合が組まれているので、グランドごとの観客はそれほど多くはありませんが、熊谷ラグビー場に動員されている観客は、東京セブンスよりも多かったかもしれません。3月下旬とはいえ花冷えのするグランドで熱戦が繰り広げられました。大会は4月7日に決勝戦を迎えます。


一方、甲子園では高校野球の選抜大会が開かれています。野球人気が衰えたとはいえ、連日朝から全試合を中継し、高校生たちの熱い戦いが報道されています。スポーツニュースでも、当たり前のように甲子園の結果がニュースになり、出場校の地元や応援団などの関連ニュースも多数報道されています。同じ高校生なのに、ラグビーの選抜大会は、決勝戦だけが、CSで放送されるだけです。それも録画で。これはラグビーに限ったことではありませんが、高校スポーツの中での高校野球とその他のスポーツとのスポーツ報道の情報格差は皆が感じていることではないでしょうか。もう少し、ラグビーはじめ、他の高校スポーツにもスポットがあてられることを期待します。

人気低迷のラグビーですが、先日東京のとある高校にかねてから交換留学などで交流のあるオーストラリア・カウラの高校生が来日し、ラグビーの親善試合が行われました。学校のグランドには、多くの観客が集まり、高校生による日豪親善が行われました。この観客の女子高生たちが、アイドルよろしく黄色い声をあげて応援しているのが、豪州のイケメン高校生ラガー達です。確かに茶色い髪に、すらっと伸びた足なのですが、そのイケタ風貌にかかわらずスピードと激しさもなかなかで、試合を見つめるJKの気持ちをつかんで離さなかったようです。やっぱり、日本のラグビー界にもイケメンのスーパー高校生があらわれれば、少しは風向きも変わるかな・・・。