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太田 浩嗣

太田 浩嗣
(取締役常務執行役員)

日々新しいソリューションが生まれるマーケティングPRのダイナミズムを共有できればと思います。日々生涯最高のソリューションを!共に悩み、新しい価値創造にお付き合いください。

“ボトルキープ”は大人の嗜み

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世の中忘年会シーズンまっただ中。ボーナスの支給も手伝ってか、サラリーマンの行きかう姿がやはりいつもより多い師走。衆議院選挙も一段落して、街にいつもの夜が帰ってきました。選挙と夜の景気は、相性が悪いそうで、タクシーの運転手さんや飲み屋のママたちは、早く選挙が終わることを心待ちにしていたようです。

忘年会のトレンドも、景気によって大きく変わるようですが、ここ数年は、というよりもこの十数年は、ワンストップ型の宴席が主流のようです。つまり、食事を食べて、お酒もそこそこ楽しんで、場合によってはカラオケまで。2次会に足を運ぶこともなく1軒目でサヨナラ、終電に間に合わない・・なんてことは全くありません。

そのためか、時間制飲み放題プランが、幹事さんにとっては安心ができるそうで、長っ尻の上司も体よく追い出せるわけです。そういえば、夜の街で人に迷惑をかけるような“酔っ払い”の姿も最近見かける機会が少ない気もします。

私が若い時は、説教好きの先輩が「もう1件行くぞ!」と終電などお構いなしに、いわゆるはしご酒となることが多々ありましたが、そんな時は決まって先輩のキープするボトルにお世話になったものです。銀座のスナックに自分のボトルがあるという事が、いつもの先輩を少しだけ大人に感じたものでした。時は過ぎ、ショット型の飲み方が増えたことで、ボトルキープをしなくなり、いわゆるスナック業態が元気をなくしていましたが、ここにきて、若い人たちに“ボトルキープ”が見直されていると聞きます。先輩のボトルを求めてウイスキーに群がり、かつての水割りではなく、ハイボールで楽しみます。お店もスナックというよりもカジュアルバー、個室居酒屋といった場所でワイワイ飲まれているのです。ハイボール人気によるウイスキー需要の増加は、ボトルキープとしても復活し始めているようです。

大阪グランフロントにある、ボトルバーでは、先輩に連れられた若いサラリーマンやカップルが、カウンターで自分のボトルを楽しんでいます。私も、若い社員にうんちくを傾けながらボトルが空いていきます。「時々連れてきてください・・」こんな声が良く聞かれるようになったのも、何軒かの自分のボトルが増えてから。そういえば、ボトルキープの数と社内外のコミュニケーションの広さ、深さは比例しているように感じます。終電に間にあう範囲で、少しだけ自分のボトルでウイスキーを嗜む・・若いころにいろいろ教えてくれた先輩に少しだけ近づいていると良いのですが。でも、説教は嫌いです・・。