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太田 浩嗣

太田 浩嗣
(取締役常務執行役員)

日々新しいソリューションが生まれるマーケティングPRのダイナミズムを共有できればと思います。日々生涯最高のソリューションを!共に悩み、新しい価値創造にお付き合いください。

“どぶろく列車”に酔う

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暑さ寒さも彼岸まで。いよいよ春が近づいてきました今日この頃。私の大好きな桜が咲くのも、もうすぐです。さて、春は人の気持ちをウキウキさせるばかりでなく、お酒のイベントも全国で開催される時期でもあります。3月14、15の両日に新潟で開催された「にいがた酒の陣」は2日間で12万人が訪れました。新幹線開業に沸く北陸ですが、3月下旬には少し足を延ばしての「福井春の地酒まつり」も多くの人で賑わいそうです。福岡ではプロのバーテンダーによる「洋酒博覧会ふくおか2015」が盛り上がりを見せ、また、春まだ遠い札幌でも北海道ワインが一堂に会する「プラザワインヘリテージ」が開催されたりと、酒イベント目白押しの3月です。

そんな春の酒イベントの中で、少々の変わり種は、兵庫県豊岡から京都天橋立まで走るイベント列車“どぶろく列車”です。今回10回目を迎える「全国どぶろく研究大会in近畿」の一環として行われた催しで、全国のどぶろくメーカーが集まり、商品のコンテストや事例研究、講演などを行う、極めて真面目な生産者と消費者の交流イベントです。

http://yumetajima.jp/events/event/1527

酒文化研究所の山田室長によれば、そもそも“どぶろく”とは、清酒を造る過程で、発酵後に濾(こ)さないものと定義されていて、濾(こ)した後に白濁が消えない“にごり酒”とは違うものです。わかりやすく言えば、かなり粥状の米が明らかに残っている、いわば日本の酒の原点のようなものとのこと。

3月13日、午前11時前に豊岡を出発した列車内では、兵庫県但馬県民局長自らが、近畿圏のどぶろくをアピール。生産者の皆様から自慢のどぶろくが次から次へと供され、酒飲みにはたまらないイベントでした。

列車は走り続ければ、終点までさほど時間はかかりませんが、この日はいくつかの駅に停車しては降車自由の時間が設けられ、1時間半ほどかけて走ります。試飲のつもりのどぶろくも杯を重ねて、すっかりほろ酔い気分となるわけです。

このイベントには、関西圏はもとより、群馬や東京から参加されている方々もいらっしゃいました。春近い近畿路をどぶろく列車は無事天橋立へ。参加者の多くは、酒好きの諸先輩方が多いわけですが、皆でひと時のどぶろく品評会に舌鼓を打った次第です。