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太田 浩嗣

太田 浩嗣
(取締役常務執行役員)

日々新しいソリューションが生まれるマーケティングPRのダイナミズムを共有できればと思います。日々生涯最高のソリューションを!共に悩み、新しい価値創造にお付き合いください。

世田谷線で招き猫に出会う

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三軒茶屋から下高井戸まで、約5キロ・10駅の東急世田谷線は、都電荒川線とともに東京では数少ない路面電車として今も走り続けています。先日、久しぶりにたった5キロの小旅行にと思い立ち出かけてきました。というのも、豪徳寺の招福猫児(まねきねこ)を見てみたかったからです。昨年から、招き猫を探し求めていましたが、なかなか思い通りの猫が見つからずにいたこともあり、大いに期待しての東京散歩です。

小田急線では豪徳寺駅下車となるところですが、世田谷線での最寄駅は「宮の坂駅」です。豪徳寺と世田谷八幡宮のある静かな駅舎に、世田谷線のレトロな車体がとてもよく似合います。5分も歩くと目的の豪徳寺に到着します。想像していたお寺とは違い、とても立派な建物で、多くの観光客が行きかっていました。それもそのはず、ここは幕末の大老井伊直弼公の墓所としても有名で、まさにNHK大河ドラマ「花燃ゆ」で、桜田門外の変が放送された直後ということもあり、多くの方が墓参に訪れていました。当方も墓所に手をあわせつつも、目的は招き猫。寺の奥へ進むと、願いをかなえた招き猫の多くがお礼参りにたくさん奉納されています。数には圧倒されますが、そこはかわいらしい招き猫、怖い感じは全くありませんでした。

 

豪徳寺に奉納された招福猫児

豪徳寺に奉納された招福猫児

なぜ、豪徳寺と招き猫なのかと言えば、そもそも、寺の猫が鷹狩の帰りの騎馬の前で道をふさいで、寺に招き入れ、休息をさせたところ急な雨と雷となり、良き雨しのぎになったことを喜んだ武士こそが時の彦根城主井伊直孝でした。このことで豪徳寺が吉運を招くとのことから井伊家の菩提所となり、猫寺とも呼ばれました。後にこの猫の墓を建て冥福を祈り、後世この猫の姿形をつくり“招福猫児(まねきねこ)”と称して崇め、吉運立所となったことに由来しているそうです。

ちなみに、招き猫は、右手を挙げているのが“金運”を招き、左手を挙げているのは“客”を招くとの違いだそうで、欲張って両手を挙げているのは“お手上げ”といってかえってご利益が無いようですよ。

 

三軒茶屋駅の東急世田谷線

三軒茶屋駅の東急世田谷線