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太田 浩嗣

太田 浩嗣
(取締役常務執行役員)

日々新しいソリューションが生まれるマーケティングPRのダイナミズムを共有できればと思います。日々生涯最高のソリューションを!共に悩み、新しい価値創造にお付き合いください。

3万人が踊る“札幌YOSAKOIソーラン”

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6月の札幌の街のあちこちで、独特の装束に身を包んだ老若男女が軽快な音楽とともに踊り、国内外の観光客がそのパフォーマンスを堪能する“札幌YOSAKOIソーラン”が今年も開催されました。高知県の「よさこい祭」をヒントに、よさこい鳴子踊りで使用される音を出す道具“鳴子(なるこ)”と北海道の民謡ソーラン節を融合させたイベントです。

1992年に10チーム約千人の参加者でスタートしたこのイベントも、今年で24回目。実に270チーム約2万7千人が参加する一大イベントに成長しました。このイベントの主役は、パフォーマンスをする参加者ばかりでなく、このイベントを一目見ようと、国内外からやってくる200万人もの観光客です。観光誘致合戦の地方自治体にとっても、参考になる好例として注目されているようです。

http://www.yosakoi-soran.jp/newsflash2015/150614.html

会期は5日間で、期間中はメイン会場の大通公園の舞台やすすきのの路上で、各チームがパフォーマンスを披露したり、パレードを行うなど熱気に包まれています。クライマックスは、最終日のファイナルステージで、参加チームの中から今年の優勝チームが決まります。ジュニア大会は「平岸天神ジュニア」が、昨年から始まったU-40大会は「JR九州櫻燕隊」がそれぞれ受賞しました。そして「今年もっとも観る人の心を動かし感動を届けたチーム」に与えられるYOSAKOIソーラン大賞は、「平岸天神」がその栄冠に輝きました。

札幌では、大通公園を中心に、春先から「ライラックまつり」「札幌YOSAKOIソーラン」「北海道ビアガーデン」「オータムフェスト」「ミュンヘン・クリスマス市」そして「札幌雪まつり」と1年を通しての観光施策が目白押しです。地域の特産や姉妹都市関係などを活用して、地方創生にも一役買うばかりか、大きな観光資源にもなっています。大観光都市である札幌でも、地域の活性化策と観光コンテンツ創りには余念がありません。

アジア(特に中国)を意識したインバウンドコンテンツや一過性の施策ばかりに目を奪われずに、国内のお客様のニーズや興味、参加性、季節性など、サスティナブルなテーマ設定で、ストーリーを展開していくことが地方に求められています。