NEXT ONE

太田 浩嗣

太田 浩嗣
(取締役常務執行役員)

日々新しいソリューションが生まれるマーケティングPRのダイナミズムを共有できればと思います。日々生涯最高のソリューションを!共に悩み、新しい価値創造にお付き合いください。

“勝利”こそが最強のマーケティング

印刷

SHARE

  • Facebook
  • Twitter
  • Tumblr
  • Linked In
  • Mail

Blog

9月19日の深夜、日本中のラグビーファンが、歴史を変える瞬間の目撃者となりました。もはや説明不要のこととは思いますが、そう、ラグビーワールドカップで、日本がW杯優勝回数2回を誇る強豪国南アフリカに勝利した瞬間のことです。私は試合前に一緒にテレビ観戦した家族には、かなり厳しい試合になると話をしていました。むしろ次のスコットランド戦に向けて悪い影響が出るような大敗だけは・・と感じていたからです。ところが結果はどうでしょう。みなさまがよくご承知の通り、試合終了間際の逆転トライで勝利したのです。SNSでは、私のラグビーの仲間たちの興奮はとどまることがないほど投稿が踊り、世界のメディアがこの歴史的勝利を全世界に伝えたのです。

http://theborderless.jp/

翌日から、ラグビーを取り巻く環境が一変しました。私は友人に一夜にしてラグビーの露出量が200倍に増えたと言いました。それもそのはず、それまではスポーツニュースでさえ少量の報道量だったからです。思い起こせば、私が現役のころはラグビーバブル時代で、日本で有数の人気スポーツの一つでした。それがここ四半世紀の間に、あれよあれよという間にマイナースポーツの仲間入りをしてしまったのです。少しでもラグビー人気を回復するために、できる限りのサポートもしてきました。また、子供たちへの普及活動のお手伝いもしてきました。しかし、簡単には人気回復など果たせるものではありませんでした。それがどうでしょう、この勝利ですべてが好転したのです。

スポーツにとって結果がこれだけ重要であることをあらためて証明した形です。どんなアイデアフルなことよりも、この世界的1勝が景色を変えました。思い出してください、なでしこサッカーもそうでした。フェンシングやアーチェリー、カーリングもそうでした。特にマイナースポーツがスポットライトを浴びるすべての出発点は大きな1勝なのです。スポーツにとっては、“勝利”こそが最強のマーケティング施策といえるでしょう。

その後のラグビーW杯での日本代表の活躍は、期待を裏切ることなくプールBで3勝をあげ、決勝トーナメントにこそ進出できませんでしたが、日本のラグビーの新たな歴史の重要なリスタートになったのではないでしょうか。2019年にはラグビーW杯は日本開催となります。これから、そこに向けて今回の出来事を一過性のものとせずに、継続的な人気復活の幕開けにもしていきたいと思います。多くのメディアのみなさまのご協力のもと、更なるラグビーへの支援をよろしくお願いいたします。

そして、この場を借りてエディー・ジャパンの選手、スタッフ、関係者そして応援してくれたすべてのサポーターに、大いなる感謝を捧げます! ありがとう!!