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太田 浩嗣

太田 浩嗣
(取締役常務執行役員)

日々新しいソリューションが生まれるマーケティングPRのダイナミズムを共有できればと思います。日々生涯最高のソリューションを!共に悩み、新しい価値創造にお付き合いください。

“PRの力”で実現できること

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“4300億円”。

この数字が何を示すかお分かりになりますか。

昨年、日本PR協会がPRの市場を改めて算出した市場規模を示す数字です。PR市場は長きにわたって、PRを生業とするPR会社の売り上げ規模の積算で示してきました。昨今のPR需要を冷静に見つめれば、その守備範囲は大きく広がり、今まで自分たちで線を引いてきた領域も越え、もはやPRソリューションとして拡大の一途をたどっています。それほどに、今ではPRの業務範囲は本来の概念にある通り、企業のレピュテーションマネジメントを実現するというコミュニケージョンの上位概念として語られるようになり始めました。

電通は、今年からPRプランニングセンターを組織化し、本来のPR部隊は無論のこと、メディア、クリエーティブ、プロモーションと多くの人材を“PR”の名のもとに結集させました。当社は電通グループにあって、唯一のPR会社としてこの大波の中核的存在として今まで以上の役割を負うことになります。

 

PR=パブリシティという時代は遠い過去です。我々はここ数年、PRの仕事を“レピュテーションマネジメント”であると定義しています。特にデジタル化、ソーシャルメディアの台頭で情報の流通構造は大きく変容し、日々進化しています。

企業は「思われたい自分」を伝えるために、あらゆる形でコミュニケーションを重ねますが、かつての情報マス型の時代と違い、SNSを代表とするメディアの多様化で「思われたい自分」とコミュニケーション社会での評判では、少しズレた評価をされていることがあります。このズレを丁寧に「思われたい自分」と整合するようにアジャストしていく活動、つまりレピュテーションマネジメントが不可欠なのです。

特にPRは、情報の受け手の周辺にいる影響力のある第三者に対して有効な施策を有します。このアジャスト行動は、言い方を変えればコミュニケーションによるコンセンサス(合意)の形成とも言えるでしょう。

その結果として、コミュニケーション社会での会話=カンバセーションが増加し、企業価値の向上に結び付いていくのです。PRはマーケティングサポートだけでも、コーポレートブランドサポートだけでもありません。企業を取り巻く360度の課題に対して、マルチなステークホルダーに対する良好な関係を形成し、ソーシャルブランディングに貢献するのです。

 

“PRの力”は無限大です。2016年は、あらゆる場面でこの“PRの力”を示し、いろいろな事の実現に寄与できることを大いにアピールしていきたいと考えます。