メリークリスマス♪

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毎年この季節になると空はどんよりと重くなり、空気が冷たくて手をポケットに突っ込み背中を丸めて街を歩きます。デパートや商店街にはイルミネーションが光り、クリスマスの歌が流れ始めると、そろそろ子供たちのプレゼントを悩まなければなりません。そしてこの季節、立教大学の池袋キャンパスにも大きなクリスマスツリーが出現します。

私は今年の春から立教大学の社会人向け大学院に入学し、経営学修士、いわゆるMBAを目指して勉強しています。講義は毎日18時30分から21時40分まで、その後、先生と飲みに行ったりグループワークの仲間と打ち合わせをしたり、家に帰るのは深夜を回り、それからレポートを書いたり、やり残した仕事を片づけたり。4月からずっと寝不足の日々が続いています。土曜日は朝から夕方まで講義があり、子供たちと近所の公園で遊ぶ貴重な時間を犠牲にしなければなりません。

もともとこの大学院のビジネスデザイン研究科では、私たち電通パブリックリレーションズの寄付講座「パブリックリレーションズ」が開講されています。私も講師役で毎年通っていたご縁で、こちらで学ぶことを決めたのです。ビジネススクールですから、財務、会計、経営戦略、企業法務などPRとは領域違いの分野を学ぶのですが、これが面白くてなりません。そして、それらのさまざまな経営領域がPRと相関しているのを感じます。パブリックリレーションズが経営の重要な機能であると再認識ができるのです。

以下は講義内容を紹介するブログに、私が院生の立場で書いたものです。

『かつてボスニア・ヘルツェゴビナ紛争には「ルーダー・フィン」が、中国のオリンピック招致活動には「ウェーバー・シャンドウィック」が深く関与していました。いずれも米国の老舗PR会社です。欧米では当たり前のように国際紛争や多国籍間交渉の裏方としてPR会社が活動しているそうです。これは企業や団体の活動にとっても同じことで、参入障壁の排除や業界のルール作り、商品サービスの社会的受容性の拡大など、さまざまな分野でパブリックリレーションズの手法が活用されています。さまざまな企業が市場で情報戦を繰り広げており、その重要な武器となるのがパブリックリレーションズなのです。国内最大手のPR会社の先生方が日々の仕事で得られた知見やノウハウを惜しみなく与えてくれるこの講義は、再発見の連続でした。

誤解してはならないのは、PRが情報操作ではないということです。自社の主張を社会に受け入れてもらうために企業がコミュニケーション活動を行うことは当然であり、それをメディアが取り上げるのもそこにニュース価値があるからです。ただ私たちが生活者の立場でメディアやこれらの情報に接する時に忘れてはならないのは、この情報は誰かが何らかの意図を持って発した情報であり、物事のある一面を説明しているに過ぎないということです。すなわち私たち生活者がメディアリテラシーを持たなければ、企業や団体の情報戦に操られてしまう危険があることも講義を通して気づかされたことの一つです。

一方、私たちがビジネスパーソンの立場で市場での競争に勝つことを目指すのであれば、この情報戦を戦い抜くしかありません。あるときはネットで情報を拡散させ、またあるときは社会的責任を背景に会社の立場を表明する、MBAホルダーにとってパブリックリレーションズはなくてはならないスキルの一つだと思います。欧米のビジネススクールではPRの講義は必須であり、多くのマネジメントに関わる人材がPRやコミュニケーションを学んで実践に活かしているのです。そんな大切なパブリックリレーションズを学べるのは、国内では立教大学大学院ビジネスデザイン研究科などほんの一握りのビジネススクールだけ。この講義でパブリックリレーションズの神髄を探究し、ビジネスの現場で社会に一撃を与えるコミュニケーション戦略を展開することを心に誓い、白熱の講義に駆けつける日々を過ごしています。』

http://blogs.yahoo.co.jp/rbsblog/65095257.html

人生、死ぬまで勉強です。