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中国 Report 11 「中国の内需をつかもう」~中国における日本食品の普及とPR活動~

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2月3日に大連経済開発区内のホテルで、徐向東氏(中国市場戦略研究所代表取締役社長)とともに、弊社グローバルコミュニケーション部鄭燕(中国チームシニアコンサルタント)はジェトロ大連が主催する「『中国の内需をつかもう』~中国における日本食品の普及とPR活動~」というテーマに基づいて大連にある日系企業向けに講演を行った。

早朝にもかかわらず、大連にある日系企業幹部を中心に80名以上の来場者が、3時間にわたり中国における内需拡大のチャンス、日系企業に多い課題および中国生活者に伝わるコミュニケーションなどについて、聴講。

大連にある多くの日系企業はこれまで、対日本輸出の製造拠点、貿易拠点としてビジネスを展開してきたが、一昨年の金融危機や長引く日本市場の不況に伴い、今後中国をマーケットとしてとらえ、内陸も含め中国マーケットを攻めていく事業戦略の転換を考え始めている会社も現れつつある。こういった背景の下で、日本の農林水産省の支援をうけ、ジェトロ大連は今回のセミナーを企画・実施した。

【第一部「中国における日本食品の普及 」】徐向東氏(中国市場戦略研究所代表取締役社長

第一部では、中国市場戦略研究所の徐向東氏が急成長する中国市場の実態、巨大消費市場の主力層および中国市場における日系企業の商機と課題について講演した。食品安全に関するニーズが高まる中、日本企業にとってのチャンスが多いが、日本以上に中国ではブランド認知が重要であり、ブランドづくりは日本企業の最大の課題であると指摘した。

【第二部「中国におけるPR活動 」】鄭燕氏(電通パブリックリレーションズ)

第二部で、鄭は食品危機が多発している中Webでの消費者動向をモニタリングする大切さを指摘し、中国の生活者に親しまれるブランドづくりには、中国の文化、生活者、メディアを理解した上で、第三者の客観的事実に基づくPRによる情報発信が重要で、そのためにメディアが興味を持つ社会性のあるテーマ設定や共感型の仕組みが大切だ、と説明した。

製造や貿易業務中心に従事されてきた大連の日系企業幹部の皆さんにとって、ブランディングやPRといった馴染みの無かった話も多かったが、来場者は真剣に耳を傾けていた。