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中国 Report 08 国際児童節 ―“子ども”をテーマにしたCSR活動―

2009/06/04

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6月1日国際児童節

今月1日は国際児童節だ。毎年この時期には、各メディアが「児童教育」、「貧困学生」、「親子旅行」など、さまざまなテーマで特集を組み、多数報道している。同時に、各企業も児童節にちなんだ販促活動やイベント活動などを展開している。

中国都市部では一人っ子政策の実施に伴い、子どもはみな一人っ子だ。そのため、父母と祖父母たちが皆たった一人の子どもを大切に育て、教育などに多大なお金をかけている。また、“子ども”にまつわるイベントや活動にも関心が高く、企業がファミリー層の消費者とコミュニケーションをとる際、“子ども”というキーワードは絶大な影響力があるといえる。


“子ども”をテーマにしたCSR活動

昨今のCSR活動にも、「“子ども”ד教育”」をテーマとしたものが目立つようになってきた。その中でも、中国青少年基金会(略称:中国青基会)が展開している“希望工程”は非常に有名で、国内外問わず多くの企業が参画している。

中国青基会の登録管理機関は中華人民共和国民生部、業務主管先は中国共産主義青年団中央委員会で、全国33省にもそれぞれ青基会がある。サービスや利益の援助を通して、青少年の能力向上を助け、青少年の成長過程における環境を改善することを目的としている。こうした政府がバックについた基金会や団体の活動に参画するスタイルのCSR活動は、ガバメントリレーションズの構築にも役立つ。

“希望工程”の中でも、特に“希望小学校建設援助活動”は、成果が目に見え分かりやすいことから、取り組む企業が多い活動のひとつだ。ただし、取り組む企業が多い分、PR的観点からすると、ニュース性に欠け、大きな話題にはなりにくいテーマとなってしまっているのが現状だ。


今後の中国CSR活動とPR

希望小学校に限らず、“子ども”関連のCSR活動は世の中にあふれている。一方で、中国における企業のレピュテーション向上につながる非常に重要な活動でもある。単なる“子ども”関連のCSR活動として終わらせてしまわないよう、新規性のあるコンテンツや、独自の切り口を掛け合わせ、話題性を持たせることが現代の中国CSR活動に求められている。

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