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北京ネットメディア探訪 01 IT168.com編

2009/12/15

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皆さん、こんにちは。私たち電通PRでは、「北京ネットメディア探訪」と題してこれから数回にわたり、中国のメディアの最新情報やキーパーソンにインタビューをし、今中国メディアは何に注目しているのか、日系企業に対して何をもとめているのかなど、生の声をリポートします。
(インタビュアー:奥村基樹、通訳:付学梅、速記:呉暁偉)
第1回目は中国IT系メディアの雄、IT168.comの副編集長 宋楽永さんにインタビューをしました。

IT168.comトップページ

IT168.com基礎情報
所在地:中国・北京
サイトの特徴:IT、デジタル製品に関するWEB情報媒体
【宋副編集長プロフィール】
IT168.com副編集長。
中国科技新聞学会理事。
IT168.comの日常のニュース報道などを主に管理。
1998年、北京大学国際関係学院で修士の学位を取得。
科技日報社、中国計算機報社、計算機世界を経て、IT168.comに勤務。
著作は『CIO 22生存法則』、『IT推動商業変革』など。
新メディア、伝統メディアの改革、情報化などの領域で深い研究を行い、著作した文章は『新華文摘』、『人民日報』などで掲載されたこともある。

「IT168.comとは、どのような媒体ですか?」

宋副編集長
「IT168.comは中国における唯一の全IT製品の購入案内サイトです。1999年に設立し、10年の歴史があるTelstraグループのプレミアムメディアです。ユーザーのデジタル製品購入のために多種のリソースを総合的に提供しています。専門性の高いコンテンツを有しており、ユーザーの口コミ喚起や製品ブランドの認知促進、製品の販売促進などに有効なウェブ宣伝メディアでもあります。
中国の一般消費者向けに、オフィス用製品から家庭用製品の購入案内サービスを提供しています。
ユーザーにより専門的で分かりやすい情報を提供し、製品購入時のアドバイスを提供しています」

「設立から10年たちますが、この10年を振り返って、一番変化が大きいと思う年は?」

宋副編集長
「この10年で最も変化が大きいのは、02年と08~09年だと思います。2002年は、中国のネット普及とIT製品の消費量増加が、IT製品の購入市場を急激に拡大させました。2002年以前は、ノートパソコンやデジタルカメラを持つ家庭は少なかったのですが、02~03年に爆発的に増加しました」
「また、2008年は、IT製品の価格が下がり、性能が向上した年です。中国消費者が、IT製品、特にデジタル製品に、注目するポイントは、 “性能”から“ファッション(デザイン性)”へと変わりました。IT製品もハイテクな高級品から日常品になりました。
例えば、携帯電話、デジタルカメラ、ノートパソコン、MP3、MP4などのデジタル製品は、既にハイテク製品というイメージではなく、生活を飾るファッション的な製品となっています。従って、メーカーは、性能の安定性と価格の安さだけでなく、ファッション・デザイン性やさらに新しい機能など、新しい挑戦を迫られています。
このように製品の個性化が進み、製品の位置づけもますます細分化されています 」

「IT168.comは、どのような編集方針でニュースを掲載していますか?」

ここがIT168.comの編集部。
日夜若い編集者たちが、情報収集に奔走

宋副編集長
「ウェブメディアは紙媒体と比べ、ニュース発信の方式で違いがあります。紙媒体は複数回のインタビューと深い研究を行ってから詳細な報道をしますが、ウェブメディアはある事柄の発展経過を継続的全面的に報道し、一番速いスピードで全過程を報道します。また、その事柄が終わった段階で、まとめの報道もします」
「重大なニュースが発生後、われわれの報道スピードは香港、アメリカにも負けないほど速いです。例えば、インテル社がアメリカでIDFを開催する期間中、われわれは記者をアメリカの現場に行かせて報道を行うと同時に、バックでは編集チームがサポートをしてリアルタイム報道を実現します。
現場記者の報道以外では、全世界で中国語、英語の関連報道とブログの情報を収集します。時には日本語、あるいは韓国語の報道とブログの情報も収集します」

「なるほど。では、普通のニュースリリースの場合だと、どのようなプロセスで掲載されますか?」

映像製作のための
スタジオも社内に併設している

宋副編集長
「編集者がニュースリリースを受け取った後、掲載するかどうかを判断します。もし、内容が重要な技術、あるいは新製品情報の場合、できるだけ早く発信します。一般メーカーのニュースリリースの場合は、順番として後にします。基本的には、ニュースリリースをそのまま発信しません。IT168.comは毎日約 700本のリリースを受け取り、情報を発信しています。
普通のリリースは編集者が責任を持って確認後発信します。重要なリリースとネガティブな情報は、必ず編集長が審査してから発信します。なぜなら、紙媒体の厳格な審査と違い、発信件数が多いため、編集長が審査できる件数に限界があるからです。市場への反応スピードを向上させるために、審査の方法をこのようにしました」

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