うたかた思考

牧口 征弘

牧口 征弘
(代表取締役社長執行役員)

日々浮かんでは消えていく思いや考え。仕事の糧になるものもあれば、そうでないものも。
どう活かすかは自分次第なのかもしれません。

ダメは伸びしろ

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 本日2021年4月1日、当社にも新入社員たちがやってきました。ぎこちないスーツ姿に輝く眼。毎年の風物詩に、ここ最近の閉塞感も吹き飛び、一気に春めいた気分になりました。

 何事につけ、新しい要素が加わるのは良いことだと思います。既存の要素には新しい刺激が加わり、新しい要素側にとっては未知のものから吸収するチャンスが到来するという意味において。 

 その新入社員の皆さんに、社の代表として訓示のようなものを少々伝えました。何もそんなにありがたい話ではないのですが、その中から一つ。

 「ダメ出し歓迎」という話。仕事を始めると、特に始めたばかりだと、いろんな人たちからダメ出しを受ける場面が多いはずです。それは当たり前のことで、いくら学校の成績が優秀だったとしても、実社会での仕事となると別問題。逆に、妙にできる新卒の社員がいるとしたら、かえって不審な気がします。

 大事なのは、そのダメ出しを受けたときにどうするか。いちいちへこんでいる場合ではない、ということを伝えました。ダメ、ということはすなわち、そこが確実に伸びるところだということです。ダメと言われることはネガティブな話ではなくて、むしろ、ポジティブに活かしていくチャンスだということです。この考え方一つで、仕事生活はいかようにでも面白いものになっていきます。

 実は、ダメ出しをするのは疲れることです。それが真剣であればあるほど、なぜかダメ出しをした側は、事後に深いため息をついたりします。心底育ってほしい、という思いがあればこそ、どういう風に伝えたらこのダメ出しは正確に届くか、深く考えるからではないかと思います。ある熱量をもって伝えるからだと思います。

 いずれにしましても、本日入社の新入社員の皆さん。以後すべての滑った転んだ、泣いた笑った、怒った喜んだ、が確実に糧になっていくはずです。目先のことにとらわれずに、長期的な目線をもって頑張ってみてください。

 そして最後に、先輩方にお願いを一つ。くれぐれも、自分自身のエゴのために、後輩たちにダメ出しをしないでください。愛情が基本です。

 最後までお読みいただき、ありがとうございました。