今年も、新社会人誕生の季節が巡ってきました。3月後半からの暖かい春の日差しで桜満開の中での新生活のスタートになります。わが家にも、今春から新社会人となる家族があり、少しばかりいつもと違う4月を感じています。当社の新人も、自信と不安の交錯した、でも未来に大きな夢を描いた輝く目をした、初々しい若者がやってきました。
2日の朝刊には、新社会人に向けた恒例の広告が掲載されました。「高く、広く、大きな夢を持て」と題された伊集院静先生のエールに、今年の若者は何を感じるのでしょうか。
今年も昨年に続き、私なりのメッセージを、以下の文章に込めました。新社会人へのエールとなることを祈念します。
昨日までの自分と何かが変わった。
それは、単に社会人という新生活のスタートに立ったということだけではない。
背筋をピンと伸ばし、いつもより少しだけ高い視点で街に出れば、
見えてくる風景はいつもと違う。
感じる風もいつもと違う。
改札を通るICカードの音もいつもより鮮明に聞こえる。
不快だった満員電車も、社会との戦いの準備のように感じる。
昨日までの自分と何かが変わった。
社会人としての責任が、知らぬ間に自分の気持ちに芽生えたのか。
仕事にチャレンジする気持ちが、心の高揚感となるのか。
自分の未来を切り開く第一歩を全身で感じているのか。
明日の自分は、今日の自分より変わらなければいけない。
毎日の生活すべてが、自分の成長に役に立つ。
よく遊び、よく学び、よく働く。
明日の自分は、今日の自分が想像できないぐらい速いスピードで成長するものだ。
1年後、10年後、20年後の自分に恥ずかしくないように、
今日も、よく遊び、よく学び、よく働こう。