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太田 浩嗣

太田 浩嗣
(取締役専務執行役員)

日々新しいソリューションが生まれるマーケティングPRのダイナミズムを共有できればと思います。日々生涯最高のソリューションを!共に悩み、新しい価値創造にお付き合いください。

いつもと違う酉の市~コロナ禍不況脱出に熊手とアマビエ

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今年のハロウィーンは、毎年の大混乱が起こることなく、自粛ムードのためか仮装した若者があまり目立たない渋谷のスクランブル交差点。どこか盛り上がりに欠けるいつもと違うハロウィーンに少しホッとする大人たちもいたかもしれません。

11月の声を聞き、今年も残すところ2カ月を切ってしまったとコロナに振り回され、時の経過の早さにどこか達成感の少ない今年を憂う今日この頃です。経済環境は著しく悪化し、大企業も厳しい決算発表に追われています。

11月といえば、商売繁盛の縁起の熊手を買い求める「酉(とり)の市」が行われます。江戸時代は、足立区花畑の大鷲神社、千住の勝専寺、浅草の鷲神社の3カ所だったそうですが、今では都内で十数カ所の神社で開催されているようです。

私の地元吉祥寺の八幡神社も大鳥神社が祭られていることから毎年「酉の市」でにぎわいますが、今年はいつもと違います。都内では入場制限のための予約制としているところもあると聞きましたが、ここ八幡神社はそこまでではありませんでした。しかしながら、手水舎(ちょうずや)の代わりに神社の入り口にはアルコール消毒のボトルが置かれ、参拝者はまずひと吹き。本殿にお参りの際は、ソーシャルディスタンスをとっての密にならない参拝後、特設テントで大鳥神社のお札と熊手お守りを頂きます。といった具合。その後、縁起熊手を買うために熊手を売る店に伺います。吉祥寺は敷地も狭いので毎年3軒ほどの熊手店が出ますが、我が家はいつもの「みかみ」さんへ。昨年からは会社の商売繁盛のための熊手も併せて購入しています。熊手を飾る指物(さしもの)は、景気の良い言葉が通例ですが、今年人気は“アマビエ”。疫病を退治する妖怪として今年のトレンドワードにもなっています。周りの指物と違う違和感たっぷりのイラスト指物に、コロナ禍ならではの酉の市を感じます。

ちなみに、江戸の粋な熊手の買い方は、まずは値切りの交渉を行い、値切った分の金額をご祝儀として渡す。つまり元値に戻すわけですね。そして最後は三本締めで景気よく。

一の酉が2日、二の酉が14日と既に終わっていますが、今年は三の酉が26日にありますので、コロナを吹っ飛ばして商売繁盛の祈念に出向いてはいかがですか。三の酉まである年は火事が多いといわれますので、皆さま火の用心もお忘れなく。