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太田 浩嗣

太田 浩嗣
(取締役専務執行役員)

日々新しいソリューションが生まれるマーケティングPRのダイナミズムを共有できればと思います。日々生涯最高のソリューションを!共に悩み、新しい価値創造にお付き合いください。

開高忌に赤坂に集う

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12月9日は、芥川賞作家・開高健氏の命日。この日を「開高忌」と定め、今も多くの開高ファンが東京・赤坂のBar Kokage(旧名「木家下バー」)に集います。 関西では「悠々忌」、越前では「水仙忌」など各地で開高健をしのび、おいしいウイスキーを飲むのです。

昨年は、開高健ゆかりの越前の宿「こばせ」に炊きたてのコシヒカリにセイコガニを8杯盛りつけた豪華“開高丼”を求め、カニ漁の解禁に合わせて予約をすべく福井の友人に頼んでチャレンジしました。しかし、残念ながら予約は取れず、開高丼を食するに至っていません。今年も再チャレンジの予定でしたが、このコロナ禍で断念し、来年こそはの気持ちであふれ出る唾液をのみ込むのでした。 

 『壽屋コピーライター 開高健』の著者であるT氏から、開高忌のご案内が届いたのは11月下旬のこと。仕事仲間のS先輩からも同時期にお誘いを受けました。時を重ねるように、コロナの第3波らしき感染者増加の波が日本を襲い、再び飲食店への時短営業が要請される事態に戸惑いが隠せません。赤坂「木家下バー」は、かつて開高健が愛したお店。L字カウンターの奥から2番目

の席が開高健のお決まりの席、ここに「Noblesse Oblige 位高ければ、努め多し」と言葉が刻まれたプレートがあります。多くの開高ファンが憧れのこの席でマティーニを口にしたのです。

2012年に女性店主が引退し、その後開高スピリッツは引き継がれ、現在はBar Kokageとして営業を続けています。

 12月9日水曜日、Kokageに降りる階段の上で、今年ばかりは自粛と心に決め、開高健氏を思いながらエアー献杯。Tさん、Sさんごめんなさい。あー、家ではマティーニが飲めないな―。