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太田 浩嗣

太田 浩嗣
(取締役専務執行役員)

日々新しいソリューションが生まれるマーケティングPRのダイナミズムを共有できればと思います。日々生涯最高のソリューションを!共に悩み、新しい価値創造にお付き合いください。

フラムーブメント再びの予感 その2

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 フラダンスの始まりは、諸説あるようですが、ハワイの火の女神ペレの妹が、キラウエア火山の近くで教わったダンスがフラの原型であるとか、神殿での宗教的儀式で神とのコミュニケーションのために踊ったことが始まりであるとか。いずれにしても、神にまつわる神聖なものであることは間違いのないところでしょう。ハワイを訪れたり、日本でのハワイアンイベントなどでフラダンスを目にした方も多いと思いますが、ハンドモーションの美しさはフラ独特で、その動かし方にそれぞれ意味があるのです。ハワイの伝統文化であるフラダンスも、五穀豊穣を祈る日本の祭りも、神との対話に音楽や歌、踊りを活用する点は、共通しているといえます。

 ハワイでは、数多くのフライベントがあり、コンテスト形式のものも豊富です。その中でも規模、質の高さなど存在感の大きさが一番なのが「メリーモナーク」です。

「メリーモナーク」は最初からフラコンテストだったわけではありません。1960年に南米で起きた大地震の影響でハワイ島のヒロは津波に襲われました。壊滅状態の街の経済復興のため、ヒロに人を集めるための観光誘致イベントとして1964年に「第1回メリーモナーク」が開催されたのです。このイベントにフラが組み込まれたのが1971年。その後は競技会としてどんどん拡大して、3日間満員の観客がやってくるコンテストとなったのです。現在は、古典フラの“カヒコ”、現代フラの“アウアナ”そして女性ソロの“ミスアロハフラ”の競技を約30のハラウ(チーム/阿波踊りでいう“連”に近いかもしれません)が競います。

 昨年2020年の大会は、新型コロナウイルスの影響で中止となりました。世界では、まだまだウイルスとの闘いは続いていますが、先般メリーモナーク財団より、2021年の開催のニュースが流れました。感染拡大防止の観点から無観客での開催で、規模も少し縮小にはなりましたが、ご関係者の努力で開催にこぎ着けたようです。また、ハワイに渡航できない日本の皆様のために、日本でも動画配信が計画されているとの情報も聞こえてきました。

 新型コロナウイルスの影響で、リアルなフラ教室が開催しづらい半面、オンラインでのフラ教室が人気とのこと。激しい運動ではありませんが幅広い年代層が楽しみながら健康維持、運動不足解消を目的に、また気分だけはALOHAの心で楽しんでいるようです。

メリーモナークの動画配信、アニメ映画『フラ・フラダンス』の公開、そして2022年にはハリウッドでの大型企画も進行中とのこと。メリーモナークの日本開催も近いうちに実現するかもしれませんね。

2021年は、フラムーブメント大爆発の予感です。