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太田 浩嗣

太田 浩嗣
(取締役専務執行役員)

日々新しいソリューションが生まれるマーケティングPRのダイナミズムを共有できればと思います。日々生涯最高のソリューションを!共に悩み、新しい価値創造にお付き合いください。

Back to school !

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 夏休みも終わり、子供たちの元気な声が通学路や学校周辺に戻ってきました。

 昨年に続いてのコロナ禍の夏は、多くの地域で緊急事態宣言やまん延防止等重点措置の制限の多い中での休みでしたので、かつての夏の終わりのように真っ黒に日焼けした子供たちの数もあまり多くないように感じます。家にいることの多い今年は、宿題もはかどったかもしれませんが。

 8月に海外旅行などで欧米に出掛けると、街のそこここに“Back to school”の文字が踊ります。ご承知の通り新学期を意味する言葉で、ショッピングセンターなどではその準備のためのセールやキャンペーンが盛んです。アメリカをはじめヨーロッパの国々、中国やベトナム、モンゴルなど多くの地域で9月が入学時期となります。1月入学のシンガポール、2月のオーストラリア、ニュージーランドもありますが、4月に新入学を迎える日本は極めてレアケースといえます。

 明治維新により、日本の西洋化が始まった頃は、日本の学校も9月が入学時期でした。その後、国の会計年度が4月~3月となったり、軍隊の入隊届が4月開始になったことで、小学校や師範学校の入学時期も4月となり、大正時代には高校や大学も4月入学に統一されました。以来、日本ではグローバル化に合わせて幾たびか9月入学の議論が起こりましたが、いまだに4月入学のままです。昨年、コロナ禍での休校による教育の遅れなどを懸念して、9月入学が議論されたことは記憶に新しいところですが、学校だけではなく、企業活動や就活、受験時期などから、やはり9月入学は見送られ、今に至っています。

 海外への留学やグローバルで活躍する次世代がますます増え、日本の国力や人財力を世界にアピールしていくためにも、9月入学への移行は、継続論議となることでしょう。

 日本では、桜の咲く頃が入学式の季節というのが定番ですが、いつの日か秋桜咲き乱れる秋の入学式という時代が来るのは遠くないかもしれません。